お願い上手は仕事上手!上司が協力したくなり、成果を高められる方法!
こんにちは!AOです。
会社で仕事を進めていく上で、こんな悩みを抱えたりする事ってありませんか?
「仕事中、上司の力を借りたい時があるけど、いつもいい返事をもらえなくて、お願いしづらい」
「どんな風にお願いすれば、スムーズに聞き入れてもらえるんだろうか」
今日の記事では、そんなあなたの悩みを解決します。
この記事を読んでもらう事でお願い上手になり、上司の力を今よりも借りる事ができるようになります。
それでは、進めていきましょう。
目次
1, 仕事のお願い上手は、「協力してあげたい」と思ってもらえる
まず、大前提として、上司に仕事のお願いを受け入れてもらう為に、心掛けている事はありますか?
「上司なんだから部下のサポートをするのは当然。断るはずがない」
なんて、思ったりしていませんか?
確かに立場上、断る人は少ないでしょう。
しかし、何かと理由をつけて、断られる場合も確かにあります。
あなた自身、他者からお願いされた時に、このように考えた事、ありませんか?
「この人のいう事は聞きたくないな」
「なんか言ってることがよくわからないから、忙しいって言って、断ろう」
拒否反応が露骨に出てしまっている、とてもマイナスな考え方です。。。
逆に、こんなふうに考えたことはありませんか?
「この人のいう事なら聞いてあげよう」
「正直、忙しいけど、この人が言うなら協力してあげようか」
明らかに協力的なポジティブな考え方ですね!
どちらも、多少なりとも身に覚えがあると思います。
実は、この2つの考え方に分かれるポイントがあって、
相手のお願いの仕方と普段の行動の積み重ねで、お願いされた時の考え方が変わるんです。
極端な話、お願いの仕方が下手だったら協力を得られず、
上手だったら協力を得られる。と、言った具合です。
あなたがこのような考えになったという事は、上司も同じように考えます。
いくら優しくて、仕事ができる上司だとしても、一人の人間であり、サラリーマンです。
お願いの仕方で相手の対応が変わる事をまずは理解しておきましょう。
それでは、次の項より、上手にお願いを聞き入れてもらえるポイントを紹介していきます。
どれも非常に簡単ですので、ぜひ参考にしてみてください。
2, お願い上手への転身に必要な5つのポイント
これから、お願いを聞き入れてもらいやすくなるためのポイントを紹介していきます。
「えっ!?こんなこと!?」と思われるくらい簡単な内容です。
しかし、できていない人が多いのも事実。
ぜひ、参考にしてみてください。
1, お願いをするときは必ず「気遣い」の言葉を入れる
あなたは、上司に話かけたり、お願いごとをするときに気遣いをしていますか?
上司だって一人の人間であり、自分の仕事を持っています。
気遣いなく、急に一方的にお願いをされると誰だって驚き、人によっては怒りの感情が生まれます。
「今、お時間よろしいでしょうか?相談があるのですが」
たった一言、この言葉を渡すだけで、上司のガードが外れ、こちらの話に耳を傾けてくれるでしょう。
上司は、親ではありません。
どんなに優しくて、フレンドリーな人でも、社会人として適切な距離感と常識をわきまえて接しないと、継続的な協力は得られません。
2, 必ずお礼を言う
上司には、必ず細かくお礼を言いましょう。
誠意あるお礼の言葉は何度言っても嫌がられる事はありません。
次のようなSTEPでお礼を言い続けると、上司のモチベーションが上がり、関係が今よりも良好になる事で、結果的にあなたのモチベーションも上がります。
最初のSTEPとして、「聞き入れてくれた」時点で、必ずお礼を言います。
「お忙しい中お時間取っていただき、ありがとうございました。」
そして、実際に行動に移し、行動が完了した時点で
「お忙しい中対応いただきまして、本当にありがとうございました。すごく助かりました!」
と、心からお礼の言葉を贈ってみてください。
お礼を言う事で上司の承認欲求が満たされ、「次も聞いてあげよう」という気持ちを持ってもらう事ができるようになります!
ただし!いつか「言葉だけじゃなくて、少しは行動で返してほしいな」と見返りを求められることもあるかもしれません。
そんな時の為に、普段から仕事に取り組む姿勢を意識し、一生懸命業務にあたる事で恩を返していきましょう。
上司は、部下に成果を求めています。成果を上げる事が、最大の恩返しになります。
3, 目的が明確になっている。
「何をすればいいのか」が明確になっていれば、必要最低限の時間で完了させるように計画を立てられます。
上司に負担をかけないためにも、お願いを伝える時に「これが目的です!」とはっきり言える状態にしておきましょう。
目的が明確になっていなければ、「結局どうすればいいの?」という状態が続き、時間ばかりが消費されます。
お願いされる側からすれば、だらだらと目的の見えない事につき合されて、貴重な時間がなくなっていくわけですから、たまったもんではないですよね。
このような事を続けていると「こっちも忙しいんだ。ちゃんとやってほしい事をまとめた上で、話を持ってきてほしい」などと言われてしまい、今後、お願いを聞いてもらいづらくなっちゃいます。
相手の時間を必要以上に奪わないようにするためにも、お願いをする際には「目的を明確にした上で持ちかける」ようにしましょう
4, 「~して下さい」ではなく「~していただけないでしょうか?」と表現する
何が違うかおわかりいただけますか?
これ、意外に知らない人が多いのですが、「~してください」は命令文です。
お願いしたい相手はどんな立場の人か、わかりますよね?そう、上司です。
上司に向かって「命令」しているわけですから、上司はどのように受け取るでしょうか?
表面上は、「気にしてない」ように見せて、寛大さをアピールしてくれているかもしれませんが、内心「イラッ」と来ている人も結構多いみたいです。
何度も言いますが、上司も人間です。
立場上、部下の仕事のサポートをするのも仕事ですが、その関係に甘えていると、そのうち話も聞いてもらえない状況になります。
相手の負の感情を与えないためにも、言葉の選び方には注意しましょう。
5, 言われたことに対して、ひるまず、毅然とした態度ではっきり伝える
ここまで、普通に会話ができる上司が前提で、話してきましたが、実際は色んな人がいます。
- 嫌味っぽさを含んで言葉を発する人
- 話し方が高圧的な人
- テンポのいい会話が出来ない人
など色々な特性をもった人がいます。
私の印象として、多いのが「話し方が高圧的」なタイプです。
話し方が高圧的になるパターンが、色々あるようなのですが、個人的に特に多いのが、以下のようなパターンに思えます。
最初は、内容を理解しようとして必死に聞いてくれています。
話を聞く中で、なかなか意図が伝わらず、理解しづらい事にイライラし、徐々に感情が会話に入ってしまう。
最終的には本人には悪気がないのですが、ついつい無意識に高圧的な質問の話し方になってしまう。
以上のようなパターンが多いです。
あくまでも私個人の感覚ですが、体育会系出身の方は、このような傾向の人が、今の時代でもまだ多いです。(私も体育会系出身なので、気持ちはわかります)
以上のように、お願いしづらい相手も確かに存在するわけで
そのような相手に「お願いする側」がどのような思考でやりとりをすればいいのか、それは
「出来る限り情報をわかりやすく伝え、聞かれた事に対してはっきりと回答する」
以上になります。
「いやいや、それじゃ特に今まで説明してきたことと変わらないでしょ」
と思われる方が多いと思いますが、本当にその通りです。
お願いする側は何も行動を変えなくていいんです。
大事なのは、高圧的な態度を取ってきてもひるまずはっきりこちら側の意見を伝える事です。
ひるんだり、声が小さくなってしまうと、言葉が上手に届かなくなり、伝わらないお願いになってしまいます。その様子を見て、相手も調子に乗ってきます。
高圧的な言い方をされた時、正直かなり嫌な思いをさせられてしまいますが、本来、嫌な思いをさせてくる上司が悪いわけで、あなたは悪くありません。
明らかにあなたの発言意欲をそぐことが目的で高圧的な態度を見せて、こちらの言い分を全く聞かないような相手であれば、職場を変えてもらう事も視野に入れたほうが結果的にいいかもしれません。
直属の上司の更に上司が、話せる相手であれば、迷わず相談してみましょう。
3, お願い上手の存在を知る前の、私の失敗談
私の16年間の経験から、「お願い」にまつわる失敗の話を告白します。
ここでの話は、上司に対する話ではなく、他部署の目上の人に対するお願いです。
ぜひ、「へぇ~こんな奴もいるんだね~」という程度でお読みいただき
今後、もしあなたが失敗したとしても、
「こんな事をやらかす奴でも、普通に会社でやっていけてるんだから、自分は大丈夫」
と、思っていただく事で、すぐに立ち直るきっかけになれれば幸いです。
では早速、どんなお願いの仕方で失敗していたかというと。。。
「歳も、立場も上の人に、なんとなくお願いしていた」
です。これ、怒る人結構多いです。
なんとなくとは、どのような事かというと・・・
「お願いする明確な根拠がない」
これです!やりがちな人も多いのではないかと思います。
私はよく「自分の上司が頼んでいたから」という本当に超あいまいな理由でお願いをしていました。
私の上司との人間関係が出来上がっているから、お願いを聞き入れてくれる部分も多く存在する事を知らず
「これ、お願いします」
と、業務規程、流れも何も知らないまま、お願いし、返事は返してもらえるのですが、全く対応してもらえない。という事がよくありました。
「あの人は、○○さんのお願いは聞くのに、自分がお願いしたことはやってくれない。人によって態度を変える最低な人だ!」
と、私は、自分の事を棚に上げて、愚痴を言っていましたが、今思えば当然だったような気がします。
むしろ、スルーで終わらせてくれる優しい人ばかりでよかったとさえ思います。
もし、武闘派の人に同じ要領でお願いしていたら、精神的に追い込まれるくらい怒られていたかもしれません。。。
きっと、私の愚痴を聞いてくれていた人も表面上は「まぁまぁ」となだめてくれていましたが、内心「それはあなたが悪いよ」と思っていたでしょうね。
今考えても、確かにどう考えても、私が悪いです。笑
上記のような経験を繰り返し、「なんで動いてもらえないんだろうか?」とひたすら考え続けた結果
「お願いの仕方を考える」ことで信頼関係が築け、対応してもらえる事を知れました。
4, 終わりに
上司にもお願いの仕方があるという事を理解していただく事はできたでしょうか?
少し前は、「上司の命令は絶対」という風潮が残っていましたので、こんな「お願いをする」なんて考えられない時代でしたが、今は違います。
年功序列制度や、終身雇用制度がなくなったといわれる今、上司と部下の関係なんて、昔ほどはっきりしているものではありません。
実力、成果が物を言う時代になってきていますので、取り残されることのないように、周囲と連携し、自身のスキルを磨いていきましょう。
私も、これからの時代を楽しく生きていくためにもっと人間関係について、研究を続けます!
合せて読みたい!!