「コミュニケーション能力」を高めて、良質な人間関係を築きましょう
こんにちは
AOです。
「仕事で大きな成果を残すには高いコミュニケーション能力が必要」などといった事をよく聞くけどコミュニケーション能力ってそもそも何なんだろう。高いコミュニケーション能力が身についたら、どんな結果に結びつくんだろう。
この記事ではそのような疑問にお答えします。
更に、読んでいただく事でコミュニケーション能力の高め方が身につき、良質な人間関係を築くことができるようになります。
それでは、進めていきましょう。
目次
- 1, コミュニケーション能力とは
- 2, 高いコミュニケーション能力とは
- 3, 高いコミュニケーション能力を身に付ける具体的な方法
- 4, 私の失敗談
- 5, 私がコミュニケーションをとる際に気を付けている事。
- 6, 終わりに
1, コミュニケーション能力とは
結論からお伝えしますと 意思疎通をスムーズに行う能力 です。
コミュニケーション能力を高める事で、他者との信頼関係を築くことができ、良質な人間関係を築く事ができます。
そして、良質な人間関係を築くことで、仕事へのモチベーションが高まり、高い集中力を発揮できます。
2, 高いコミュニケーション能力とは
結論からお伝えします。自分主体ではなく、相手主体で物事を考え、最終的に同じ目的の方向に向く・向かせる力 です。
組織で働く以上、一人で仕事は進められません。仕事が大きいほど、かかる「時間」も「人数」も増えます。そして、人数が増えれば、その分「意見」も増えます。
意見をまとめず、仕事を進めていくと、必ずどこかでつまづき、時間損失が多く生まれる結果になります。
ここで、必要になるのが高いコミュニケーション能力をもって、意見をまとめる人になります。
では、「高いコミュニケーション能力」とはどんなものなのか、解説していきます。
- 質問が上手い ⇒ 相手の意見・考えを引き出す事が出来る
- 話を聞くのが上手い ⇒ 相手にしゃべってもらい、モチベーションをアップさせる事が出来る
- 意見を相手に伝えるのが上手い ⇒ 気持ちよく相手に自分の意見を理解してもらう事が出来る
以上が「高いコミュニケーション能力」の一部です。今回は以上3点の能力を高める方法について、説明していきます。
3, 高いコミュニケーション能力を身に付ける具体的な方法
先ほど紹介した「3点のコミュニケーション能力」の身に付け方を紹介します。
まずは、以下に並べる方法を実践してみて、習慣化できるように取り組んでみましょう。習慣化できれば、いつのまにか「高いコミュニケーション能力」が身についているはずです。ぜひ、参考にしてみてください。
STEP1, 共感する
これを実践する事で「1, 質問が上手い」人に近づけます。
その理由は、「相手の価値観を理解しよう」とする姿勢が、相手の承認欲求を満たし、モチベーションをあげられる為です。
あなたは何でも頭ごなしに意見を否定してくる人に対し、話をする気になりますか?「もう好きにしてください」とヤケになる人が大半だと思います。
質問の回答が、少しずれていても「なるほどね~」「確かにね~」などと、まずは受け入れて、共感してあげる事で、相手の承認欲求が満たされ、その後の、こちら側から発信した意見に耳を傾けてくれるようになります。
質問する前にまずは、相手の考え、価値観に共感してあげる事を心がけてみてください。
STEP2, 相手の目を見て話を聞く。相槌を打つ。
これを実践する事で「2, 話を聞くのが上手い」人に近づけます。
その理由は「会話できている」という安心感を感じてもらう事が出来る為です。
あなたは「無視」をされた経験はありませんか?大半の人は「余裕のない教師」や「意地悪な先輩・同級生」などから、1度はされた経験があると思います。
「無視」をしてくる相手と話したいとは思いませんよね。
相手の目を見て話を聞かない。相槌を打たないのは無視している事と同じです。
相手の説明意欲がなくなります。話している相手が、どうやったら気持ちよく話ができるか、よく考えてあげてみてください。
以上より、話を聞く際には 、相手の目を見て話しを聞く。聞く際には、相槌を打つ。を心がけてみてください。
STEP3, 相手が話し終わるまで口を挟まない
これを実践する事でも「2, 話を聞くのが上手い」人に近づけます。
その理由は「話を聞いている」明確な意思表示になる為。
相手が話している最中に、言葉をかぶせる人は「会話しようとしていません」自分の意見を押し付けているだけです。STEP2と同様、そんなのは「無視」しているのと同じです。
STEP4, 伝える時は「5W1H」で解りやすく
これを実践する事で「3, 意見を相手に伝えるのが上手い」人に近づけます。
「5W1H」とは「When =いつ、Where = どこで、Who = 誰が、What = 何を、 Why = なぜ、 How = どのように」の事を差します。
その理由は、相手と自分の思考は違うため、詳細を正確に伝えないと、確実に伝わらない為です。
例えば、仕事中に、配偶者から以下のようにLINE連絡が入ってきたとします。
「今日の仕事が終わった後でいいから、帰り道にある、〇〇 (店名) でマスクを1箱買って帰ってきて。あと3枚しか残っていなくて、明日にはなくなってしまうから。支払いはこの前渡した、電子マネーで済ませてくれればいいから。よろしく~」
以上が連絡の内容になります。「5W1H」に分けるとか以下のようになります。
When =今日の仕事の終わった後
Where = 帰り道にある〇〇
Who = あなた
What = マスク1箱
Why = あと3枚しか残ってないから
How = 電子マネーで支払って
簡単な例ですが、以上のようになります。このくらい明確に伝える事が出来ればほぼ確実に相手に「やってほしい事」が伝わっているはずです。
STEP5 自分がやられて嫌だと思う事はしない
これは「全てに通じる」話です。
ここは具体的な説明は必要ないと判断します。自分がやられて嫌な事は、基本的に周囲の人間も嫌なはずです。常に自分の心と向き合いましょう。
4, 私の失敗談
私はもともと短気で神経質な性格です。
これまで書いてきた内容については、ほぼ全て出来ていませんでした。
少し前まで「コミュニケーションの取り方でモチベーションが変わるような人は、それがその人の能力だから、自分には関係ない」といった、かなり危険な考えを持っていました。
当然、良質な人間関係など築けるはずもなく、仲間とどれだけ苦労して仕事を完了させても、関係が深まる事はありませんでした。
どことなくギクシャクしていましたし、私と話す時の表情が常に緊張している様子の人が多かった記憶があります。
そんな私に「仕事の相談」がくるはずもなく、いつも、特に実績を残していないがコミュニケーション能力が高い先輩に相談がいっていました。
私は「仕事で結果を出してやる!」と鼻息が荒いタイプなので、私ではなく、先輩に仕事の話を持って行かれるのが、悔しくて仕方がありませんでした。
相談をよく受ける先輩は、仕事中に揉める事もないし、相手に気持ちよく仕事をさせてあげている印象が強かったので、何が違うんだろう。と自分を見つめ直した時に、最終的に気づけたのが、コミュニケーションの取り方でした。
私は反省し、仕事の進め方を見直しました。そして、以下に書いている事を実践していくことにより、少しずつではありますが、私にも「仕事の相談・依頼」が来るようになりました。
5, 私がコミュニケーションをとる際に気を付けている事。
少し話させていただいたように、私はもともと短気でかなり自己中な性格でした。
そんな私の、普段こころがけている事を紹介させていただきます。効果は保証できませんが、参考にしてみてください。
- 呼ばれたら、相手が誰であろうと必ず返事をする
- パソコンなどの作業中、話かけられたら「ちょっと待ってもらっていいですか?」と言ってきりのいい所まで作業して、相手に身体を向けて話を聞く
- 話すときは極力相槌を打つ
- 自分と違う意見を言われた場合も必ず「なるほど」「確かにその考え方もありますね」と否定せず、受け入れる
- イラっとくることを言われたり、されたりしたときは心の中で「この人小さいな」とつぶやいて笑う
心の中では何と思おうと、相手に伝わらなければ、少々いいと思っています。それくらいの気持ちでいないと、私の場合は、身が持ちません。
6, 終わりに
ここ数年の「企業が人材に求めている能力」を調査した所、色んな所で「コミュニケーション能力」が1位になっているそうです。
そのくらい注目されている能力という事を知った上で、身に着け、磨いていくと必ず高い成果を生み出す事ができます。
コミュニケーション能力は奥が深く、まだまだたくさんの要素が存在します。今後も別の記事にて、紹介していきたいと思いますので、ぜひ、参考にしていっていただければと思います。
普段からの行動に気を付けて、良質な人間関係を築くことで、組織及びチーム一丸となって、大きな成果を上げる事ができるように頑張ってみてください。
なお、「人間関係構築」について、他にも記事を作っています。もしよろしければ、少しでも参考になるかもしれませんので、下記リンク先を、のぞいてみてください。